【湘南】文章の「カタさ」を取る３つのテクニック｜湘南Web通信バックナンバー

【湘南】文章の「カタさ」を取る３つのテクニック

2025年12月04日

こんにちは。
Catch the Web＠月刊副業の長です。

カタい表現の文章と、
くだけた表現の文章。

この両者の使い分けに、
絶対の正解はありませんが、

使うシーンや目的によって
どちらが適切かは変わってきます。

たとえば、
読者に親近感を覚えてもらって

サービスの申し込みや商品の購入など
何かしらの行動を促したい場合は、

少しくだけた表現のほうが適切で、
効果的に働く場合も多いでしょう。

とはいえ、
普段からカタめの文章を書いている場合は、

急に、くだけた表現で書こうと思っても
なかなか難しいのではないでしょうか？

そこで今回は、
普段、社内のちょっとしたチャットでも、

「〜でお間違えございませんか？」
「何卒よろしくお願いいたします」

と書いてしまうくらい
割とカタめな文章を書いてしまいがちな自分が、

意図的に、くだけた表現にするときに
よく使う３つのテクニックをお伝えします。

テクニックの概要は、以下の通りです。

１）漢字をひらく or 似た意味のひらがなにする
２）語る or 語りかける
３）話し言葉っぽくなるように文法を崩す

上から順に、
具体的なやり方を紹介します。

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１）漢字をひらく or 似た意味のひらがなにする
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パッと見で、漢字だらけの文章は
それだけでガッチガチに固い印象になります。

ですので、

普段から漢字に変換できる言葉は
ほとんど漢字で表現しているという場合は、

ひらがな多めを意識してください。

・極めて→ きわめて
・更に→ さらに
・是非→ ぜひ

上記のような、ひらがなへの変換は
「漢字をひらく」とも言われます。

なお、ひらく漢字に一定のルールはあるものの
すべて覚えておく必要はありません。

「カタイかな？」と思う感じがあれば
ひらがなにしてみるくらいのイメージで、
気軽にチャレンジしてみてください。

また、個人的に、

・理解できます→ わかります
・確実に→ しっかりと
・途端に→ あっという間に

といったように、似た意味の言葉で
ひらがなにする場合もあります。

本来伝えたい意味と
大きく印象が変わってしまう場合は使いませんが、

あまり印象が変わらないと思ったときは
使うことも多いです。

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２）語る or 語りかける
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「これ、実は〇〇なんですよね。」
「あなたは、△△についてどう思いますか？」

このように “ 語り ” を意識すると
自然と堅苦しさがなくなります。

というより、逆に堅苦しく書くのが
難しくなるレベルです。

また、語りを入れることで、

主張を強めたり、
読者に考えてもらったりできるので、

ある種、強制的に
目を止めてもらえるようになります。

ちょっとしたスパイスとしても効果的なので、
ぜひ試してみてください。

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３）話し言葉っぽくなるように文法を崩す
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個人的によく使うのは、

「〜ですが」

という逆説の接続詞を崩す方法です。

この接続詞は本来、前の文章を否定し
続く文章で反対のことを伝える場合に使います。

（正しい使い方）
人前で話すのは苦手ですが、挑戦すると決めました。

そんな「〜ですが」を、
意図的に文法を崩して使うことにより
話し言葉っぽくします。

（文法を崩した使い方）
昨日〇〇と言いましたが、その理由がわかりますか？

文法的に正しいとは言えない使い方ですが、
文章のカタさを取るという目的にはマッチしています。

そして、読者に親近感を抱かせ
行動を促すという目的で文章を書く場合、

100％正確な文法で仕上げるよりも
カタさの少ない表現にするほうが大切なのではないかと、
個人的には、そう思います。

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以上、文章の「カタさ」を取って、
くだけた表現にするテクニックを３つ紹介しました。

少しでもお役に立ったなら幸いです。

それでは、今回の湘南Web通信はここまで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！
また次回、お会いしましょう。